株はアイドル理論:第46話「高配当の理由」

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持っているだけでお金が入ってくる高配当株。

でもリスクとリターンが一緒にやってくるのが投資の世界。

配当が高くてリスクもないなら今頃みんなが買って、値上がりして高配当株ではなくなっています。

つまり毎年高配当株として名前が上がる株はそれなりの理由があると考えるべきです。

高配当株を選ぶポイントは

○業績はいいか?
業績が悪いと減配になる可能性が高まります。

○「1株利益」以上の配当を出していないか?
無理して配当金を出しているパターン。一回だけならともかく、これか続くと経営を圧迫します。

○利益確定月じゃないか?
配当金は「権利付き最終日」の1日だけ持っていればもらうことができます。
そのため権利日が近づくほど株価が上がっていく傾向があります。
そして権利日が過ぎると株価が大きく下がります。(これを「配当落ち」という)
配当金が高ければ高いほど、大きく値下がりする恐れがあります。
そのため配当金の出る直前に買うのはリスクが高いのです。

高配当の背景を探る場合、ネット掲示板などで調べてもいいでしょう。
ただし掲示板の情報は玉石混合なので、一つの意見だけをうのみにしてはいけません。
ちゃんと調べて裏をとる習慣をつけましょう。


お知らせ
11月23日のコミティアに参加します。
ビックサイト東4 5 6ホール
スペース:L07a

株はアイドル理論:第45話「配当利回り」

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株価に対していくら配当金がもらえるか?
これを配当利回りと言い、高い株では5%以上あります。
「配当利回りランキング」で検索すれば簡単に探すことができます。

では購入金額10万円の株で配当金は3000円(3%)、加えて優待でクオカード3000円分がもらえる場合ではどうでしょうか?
クオカードを現金に換金できれば配当金と合わせて6000円、6%の配当利回りとなります。
このような考え方を「実質配当利回り」と言います。

実質配当利回りはネット上にランキングがないため、地道に探すしかありません。
ちなみに四季報では実質利回りランキングが載っています。
また投資雑誌でも時々紹介されます。

いち早く情報を手に入れたい人は、優待の価値を金額に換算してランキングにした「優待利回りランキング」がネットで見れるので、その中から配当金を出している銘柄を拾っていくといいです。

配当利回りランキング

優待利回りランキング

株はアイドル理論:第44話「配当から見えてくる個性」

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株っ娘の個性編。

まずは「高配当株」「無配株」「優待株」を擬人化で解説していきます。

「優待株」、「高配当株」は今後説明するので今日は「無配株」の話です。

米国などでは株は配当があってこその存在で、無配株は存在意義を疑われます。

しかし日本の投資家は無配株をポディティブにとらえています。

漫画でも紹介したとおり、余剰金を配当に回すより、自己投資に回して利益を上げてもらったほうがいいと考えるからです。

利益が上がれば株価が上がる。

そこから優待や配当を始めたらさらに株価は上がるというわけです。

【書籍紹介】

株式投資は自動注文(オートトレード)でもっとラクになる! アプリにできることはアプリに任せて投資の手間を最小化 [ 松村 博史 ]

株はアイドル理論:第43話「株っ娘の個性」

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漫画の本編再開です。
「株の個性」編です。

株は様々な切り口でのカテゴリーがあり、そういった株は「○○株」と言った名前が付いています。
例えば「大型株」「新興株」「高配当株」「優待株」「低PER株」「低位株」「小売株」ect

カテゴリーを理解することでその株が相場からどう評価されているのか、どの位置にいるのか知る事ができます。

漫画ではこれらの「カテゴリー」を株の個性と置き換えて解説していきます。


投資漫画、インベスターZの最終巻が発売されました。

インベスターZ(21) (モーニング KC) [ 三田 紀房 ]
【在庫あり/即出荷可】【新品】インベスターZ (1-21巻 全巻) 全巻セット

株はアイドル理論:ボツネタ2「配当金」

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ちなみに配当金200万もらえても税金で40万が持って行かれます。

対策として
・配当金狙いの株を買うときはNISAで
・金券(クオカードやギフト券)には税金がかからない
・年末に含み損が出ている株を手放して買い戻す。損益を赤字にしたうえで確定申告で配当控除を申請する
等があります。

ボツネタ第2弾。
改めて読むと、文字数多いですね。
配当利回りのネタは今後別のネタでアップする予定です。
次回から本編に戻ります。



個人的にお勧めの優待株(2017年10月18日現在)

ここ連日、日経平均が伸び続けています。
こういう場合、株を買うと割高で買うことになるので、売りこそすれど買い増しするということはありません。

普通なら。

不思議な事に株価が伸びているのは日経平均に選ばれた銘柄ばかりで、マザースなど新興市場では上がったり下がったりを繰り返しています。
※ちなみに国や機関投資家は東証1部の実績があり、信用度の高い株を選び、個人投資家は伸びしろがあるが注目されていない新興市場の株を買う傾向があります。

自分の持っている銘柄も上がったら下がったりを繰り返し。
日経平均は上がっているのに、持っている銘柄は下がるという事が起きます。

そんな中、意外な銘柄が値崩れを起こしていたので紹介したいと思います。

ちなみに自分が重視しているのが配当利回りです。
さらに配当金と優待商品の二つを合わせた実質優待利回りを重視しています。
こういった株は一度上がるとなかなか下がらないのですが、今回は9月の配当落ち後という事もあり、お得な利回りになっています。


個人的におすすめな優待+高配当株(10月17日終値時点)

トライステージ
1株565円
配当金:9000円(22.50円×400株)
優待:クオカード1000円×2回(400株以上)
必要金額:226,000円(400株)
実質利回り(配当+優待):4.8%
貸株金利2%のボーナス株と言う事で合わせると6.8%の利回り(楽天、SBI証券)

パピレス
1株2,354円
配当金:500円
優待電子書籍ポイント10,000円分
必要金額:235,400円(100株)
実質利回り:4.4%

ディアライフ
1株:441円
配当金:1,700円
優待:クオカード1,000円(年1回)
必要金額:44,100円
実質利回り:6%

ヒロセ通商
株価:1759円
配当金:2,100円
優待:10,000円相当の商品
実質利回り:6.8%
必要金額175,900円


すかいらーく
株価:1,695円
配当金:4,000円
優待:100,300,500,1000株ごとに優待利回りが増えていきます。
500株の場合、すかいらーく優待券33,000円(おそらく個人で使いきれる限界はこれぐらい)
実質利回り:6.2%(500株の場合)

なお、自分はプロでもベテランでもありません。
投資は自己責任でお願いします。

【高配当、優待投資関連書籍】
10万円から始める高配当株投資術 [ 坂本彰 ]

勝てる!「優待株」投資 [ 藤井明代 ]
posted by 夏目しおん at 09:36Comment(0)日記

株はアイドル理論:ボツネタ1「株を買うタイミング」

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描いたけど結局使わなかった4コマを上げます。

ボツにした理由は、恭介がこんなまともなことを言うとは思えないからです。

「儲けるためにやっているわけじゃない」と最初に言ってアイドル理論を語った恭介が資産運用の話をするのは違和感がありました。

資産運用の話はいずれしますが、恭介以外のキャラが語ることになると思います。


4コマの話

相場が急落した時は絶好の買い場。
それをわかっていて買わないのは精神的な理由だけでなく、底に行くまでに余力資金を使い切ってしまうからです。
突然相場が落ち込んでもそれがいつ回復するかはわかりません。
トランプさんの選挙のときは1日で回復しましたが、世界同時株安のときは回復まで1年かかりました。


【昨日購入した書籍】
Jリートについて書かれている本は珍しいのでネットで購入しました。
横書きで、会話形式で進んでいくのが珍しいです。
面白ければいずれ紹介します。

20万円から始めよう自分投資への第一歩 Jリートであなたもプチ資産家に! [ 水野和夫 ]

前回の漫画の続きと、行動経済学についての語り

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前回は投降した直後にseesaaブログのアクセス障害があり、漫画の続編がアップできていませんでした。

明日は別のネタで更新予定です。
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突然ですが、自分は行動経済学が好きです。

一定の条件のもと、ルールやインセンティブを作り、それによって人がどう動くか研究する学問です。

その中に因果関係と相関関係という言葉が出てきます。

因果関係は「○○が起きるとそれが原因で××が起こる。○○がなくなると××もなくなる」
という原因と結果が成り立つ関係。

相関関係は「○○が起きると××が起きる。でも○○がなくなっても××は起きる」
共通の原因によって引き起こされる異なる現象を指します。

例えば
「アイスクリームの消費が増えると溺死者が増える」という統計結果があります。
ではアイスクリームの販売を中止すれば溺死者は減るのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。

種明かしをすると、二つの現象に共通しているのは「気温」です。
気温が上がればアイスクリームが売れる。
気温が上がれば海に行く人が増えるので溺死者が相対的に増えるとなります。

他にも
「スマホを子どもに持たせると学力が落ちる」
スマホを禁止すれば学力は上がるのか?
そんなことはありません。
スマホを禁止されたら別の遊びを見つけ、それをやるようになります。
ゲームばかりしている子は勉強時間が減り、結果として学力が落ちるのと同じこと。
言ってしまえば、スマホをしているから勉強しないのではなく、勉強したくないから何か別のことをやっているだけです。

「漫画を読むと(活字の)本を読まなくなる」
実際に漫画を禁止すると活字の本を読む子が増えました。
ではこの場合は因果関係があると言えるのでしょうか?
実は本を読まない子は「漫画も活字も両方読まない」という結果があるそうです。
この場合は「活字を読む子を増やす」という目的は達成できても、根本にあったはずの「本を読まない子を減らす」という目的は達成できていません。

「罰金制にすれば遅刻は減る」
ある保育園で時間内に迎えに来ない親に対して1時間300円の罰金制にしたそうです。
そうすると逆に「300円払えば延長してくれる」ということで余計に遅刻者を増やす結果になったそうです。
このような、意図した事と真逆な結果になる事例は本当に興味深いです。


では「日経平均が上がると景気が良くなる」
株価が上がれば会社の時価総額が上がりお金をたくさん借りれるようになり、その結果経済が回るようになるというのが理屈です。

日本株の個人投資家の多くは外国人投資家です。
彼らは世界的なショックが起こると市場から資産を引き揚げます。
その結果、日経平均の株価の大暴落が起きます。

会社の業績に関係なく、世界的規模のイベントや個人投資家の思惑で左右されるの市場です。
そんな物を根拠にお金を貸す銀行なんてあるのでしょうか?
逆に企業の立場で、一時的に株価が下がったぐらいで「お金を返せ」と言ってくる銀行と付き合いたいでしょうか?

そのような理由で、自分としては「日経平均が上がれは景気は良くなる」という論には懐疑的です。

今後AIが活躍する世界となりますが、AIは統計から結果を導くのは得意です。
しかし統計だけでは因果関係から起った事なのか、ただの相関関係なのかは判断できません。
考察をするのは人間です。

長くなりましたが、言いたいことは「行動経済学って楽しいよ」ということです。
ではでは。

【行動経済学でお勧め書籍】
「学力」の経済学 [ 中室牧子 ]

その問題、経済学で解決できます。 [ ウリ・ニーズィー ]

番外編3:テコ入れ

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株の入門書では大まかな流れとして

1、株の仕組み
2、株のメリットデメリット
3、株の買い方
4、株式投資の用語解説
5、株の選び方

と続きます。

投資の世界では専門用語、独特な比喩が多く、今現在も新しい言葉が生まれています。
「株はアイドル理論」は現在用語解説を中心に描いていますが、そろそろ次の段階へ進みます。

次の段階は「資産運用」です。
この辺りは恭介が語ると違和感があるので、新キャラを出していきたいと思っています。

【書籍紹介】
長期投資でお金の悩みから自由になった人たち FINANCIAL INDEPENDENCE/澤上篤人/馬場千枝【2500円以上送料無料】

夏目しおんの投資スタイル(優待・高配当投資)

今日は自身の投資スタイルなんかの話をしたいと思います。

現在は、高配当株投資&優待投資で、年間配当金100万円を目指しています。

年間100万で生活って難しくない?と思われた方もいると思いますが、配当金だけで生活をするつもりはありません。

自由な生活にはあこがれますが、ニートをしたいわけではないのです。

高配当の株を買い、株価が上がって高配当株としての価値が薄くなってきたところで売却し、別の高配当株を買う。

ここ2年間はそれに徹しています。

株を選ぶ際に見るのは、優先度順に

1、配当利回り
2、優待
3、業績
4、貸株の金利

の4つです。

配当金はそこそこだけど、優待価値を合わせると利回り5%以上になる株も時々あります。

これを実質配当利回りといいますが、こういった株はランキングにも出てこないので、気づかれてないだけの可能性が高いです。

見つけたら迷わず買います。


業績が悪くなると株価が下がって配当利回りが上がります。

なので業績が良くて配当利回りが高い株はそれなりに疑ってかかりますし、多少のリスクは覚悟の上で、許容できる範囲の「業績不振」を選ぶ必要があります。

店舗や工場を増やした、大量に人を採用した、特損を出した等の理由で減益の場合は、売り上げが落ちているわけではないので、取り戻す可能性が高いと判断します。

ただ、その場合でも減配した場合は売ります。

今後業績が回復する見込みがあるなら、多少無理をしてでも配当を維持するのが普通です。

それをせず下げるということは、配当を維持できる自信がない、「企業は、当分業績は戻らないと判断している」と解釈します。

またどんなに株価が下がっても損切りはしません。

もともと塩漬けにする前提で買っています。

いずれ投資に飽きてほったらかしになっても高配当株なら配当金で資産を増やしてくれます。

優待株や配当株は株主還元に積極的な企業が多いので、むしろ今後増配してくれる可能性が高いです。

また、いろんな優待・高配当株を買っているので、どれかが下がっても他がカバーしてくれます。


配当利回り5%になるように買い集めていますが、配当金100万円を目標を達成するには2000万円の資産が必要になります。

自分の周りには2000万で家を建てることを目標にする人が多いのですが、それがもったいなく思えてきます。

配当金100万、税金を引いて80万。

それだけあれば家賃6~7万円の物件が、地方であればそこそこの部屋が借りられます。


話を戻して、高配当投資は株価の上下が緩やかで、短期間で稼ぐのには向きません。

でも逆に大きく損をすることもない堅実な投資とも言えます。

現在の試算で100万円を達成するのは8年後の見込みです。

株価が今と同じという前提で「最低8年」であり、株価が上がれば売却益もプラスされさらに早まります。

逆に今後、世界的経済ショックで大きく全体の株価が下がっても、業績さえ下がらなければ配当金は減りませんし、その時は業績のいい高配当株が買えてむしろラッキーです。

というわけで、投資スタイルを語ってみました。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。


【書籍紹介】
普段投資雑誌はZAIしか買わないのですが、今回の日経マネーの特集が株にまつわる失敗談ということで買いました。
成功談より失敗談のほうが知れる機会は少ないので、貴重な情報です。
日経マネー 2017年 11月号 [雑誌]

もうひとつ株の失敗事例の本
億飛んじゃった!株のしくじり先生天国と地獄 [ 別冊宝島編集部 ]
【お勧め雑誌&書籍】