出版社に「株はアイドル理論」の評価を依頼した結果

アルファポリスさんで漫画の評価を依頼できるということで、プロの目から評価してもらいました。

コンテストに出すという手段もありますが、下手に賞を取るとわずかなお金で権利を取られてしまうこともあるので。

さて、早速評価です。
これがリアルですので、漫画家を目指している方がいたら参考にしてください。


●画力:2
人物は違和感なく描けているが、背景がない。

⇒基本的に人物はお上手で、描き分けもできています。
また、「株を教えるため」の4コマ漫画ということなので背景が必ずしも必要というわけではありませんが、場面転換があってもキャラクターがどこにいるのか、どういう状況なのか把握できないのはもったいないです。
最低限の背景を入れると視覚的に状況がわかりやすくなるので、読者が疑問を持たずに読み進めることができるでしょう。

●キャラクター力:3
キャラクターの役割、性格が統一されている。

⇒恭介、睦月、弥生というメインのキャラクターの役割や性格は統一されています。
三人のやりとりやネタもテンポよく進み、面白いです。
ただ、恭介と弥生が幼なじみということ以外、三人の設定(年齢など)、普段の関係性がわからないままお話が進むので、キャラクターを活かしきれていません。
この三人の設定・関係性がわかるようなやりとりやネタを序盤から盛り込んでみてください。

●ストーリー力:4
ストーリーに目的があり、わかりやすい。

⇒「オタク向け」株式投資入門4コマとして、とても読みやすい作品だと思います。
とっつきにくい株というものを、「アイドル」を使ってわかりやすく解説し、かつ4コマとしてオチをきちんとつけていて秀逸です。
ただ、株について説明することに集中しすぎているため、メインキャラクターがこの三人である必要性が薄れてしまっています。せっかく魅力的なキャラクターを描けているので、「ネタのためのキャラクター」ではなく、「この三人だからこそのネタ」になるよう意識するとより良くなると思います。

●構成力:3
構図を見せ場に合わせてメリハリをつけて構成している。

⇒4コマという限られたコマ割の中で、人物の寄り引きや、コマをぶち抜いて人物の全身を描くなど、見せ場を意識した構図は描けています。
しかし、4コマ目に顔アップが多くなりがちなので、各4コマを読んだあとの印象が似通ってしまっています。
アングルの変化をつけるなど、もっと構図のバリエーションを増やしていきましょう。

●斬新力:3
オリジナリティのある内容は描けているが、インパクトに欠ける。

⇒株など難しい内容をわかりやすく教えるための教育系漫画はたくさんあります。
その中でも「アイドル」に着目し、株を解説している点はオリジナリティを感じます。
ただ、インパクトが今一歩なので、三人のキャラクターの関係性を掘り下げ、その人間関係も伝えていくことで、夏目さんなりの個性ある作品を作り出しましょう。

≪アドバイス欄≫
●株は思ったほど難しくはなく、面白い――と思わせてくれる作品になっています。
一般的には難しいため敬遠しがちな株というものを、クスッと笑えるネタにして、本格的に解説している点はすばらしいです。
キャラクターも魅力的なので、株の説明だけでなく、キャラクターの個性ももっと活かしたネタがあると、この作品ならではの個性が出るのではないでしょうか。
次回の投稿を楽しみにしております。
アルファポリス漫画編集部



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良い評価であっても悪い評価であっても真摯に受け止めます。
それができないならネットに漫画を上げる資格はないと思っています。

その上で、評価に対して思ったことを書きます。

○画力
画力をほめられたことがあまりなかったので、正直うれしいです。
ただ、背景はいらないだろう&描いている時間がもったいないということであえて描いていません。
背景は好きではないですが、苦手ではないです。
あと、ほめている割に評価2って辛くないですか?(--;

○キャラクター力
これに関してはその通りだと思います。
キャラと台詞を入れ替えても違和感ないですし、キャラクターの設定を漫画の中に出していません。
弥生がつっこみ役で、睦月はボケのヴァリエーションを増やす役割しか振っていません。
今後、解説中心の入門編が終わったら設定や個性を前面に出していく予定です。


【現在読んでいる書籍】

10万円から始める高配当株投資術 [ 坂本彰 ]

まだ途中までしか読んでないので、読み終わったら紹介したいと思います。

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