最強のテクニカル分析 VS 最強のファンダメンタル投資

【書籍紹介】
最近読んだ感関連の書籍を紹介します。


「株の動きは誰にも予測できない」

これに対して二つの考え方があります。

「過去の株価の動きから未来はある程度予測できる」
この考えを基にチャート分析に軸足をおいた分析を「テクニカル分析」
主に短期売買で使われる手法です。

もうひとつは
「業績が上がれば株価も上がる」
この考えを元に、今後成長するであろう会社を業績から判断することを「ファンダメンタル分析」といい、主に長期投資に使われる手法となります。

今回紹介するのは「最強のテクニカル分析」と「最強のファンダメンタル分析」の本です。

同じ出版社から出ているため、タイトルは意図的に似せたのでしょう。

株式投資にある程度慣れている中級者向けの本です。


まずは最強のテクニカル分析の書籍から紹介します。


ロボット運用のプロが分析してわかった 最強の株式投資法 [ 加藤 浩一 ]

この本の面白いところは、トレードの世界で定説、例えば「ゴールデンクロスは買いのシグナル」などの定説をロボットを使って統計的に検証する点です。

「それって本当なのか?」「本当だとしたらどれぐらいの確立で再現性があるのか?」

過去の日経平均のチャートを使い、「いつ買って、いつ売れば儲かる確率が高いのか?」「ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売るとどうなるのか?」を検証すると、「ゴールデンクロスで買い、デットクロスで売ると大損する」という意外な結果が得られます。

一番確率が高いのは個人投資家に人気のある優待銘柄を1ヶ月前に買い、利益確定日前に手放すというのが確率が高いということになりました。



次に最強のファンダメンタル分析の書籍です。

運、タイミング、テクニックに頼らない! 最強のファンダメンタル株式投資法 [ v-com2 ]

この書籍は、将来株価が伸びるであろう会社の探し方を指南してくれる本です。

よく、「業績が上がれば株価も上がる」と言われますが、現実はそうでもありません。

業績は上がり続けているのに株価は横ばい、ひどい時には株価が下がり続けている銘柄もあります。

この本はそこを踏まえた上で解説している点が素晴らしいです。

・低BERの銘柄は財務は健全でも株主還元には消極的な傾向がある。よって株価は上がりにくい。

・業績も良く、株主還元率の高い会社は現時点で株価は高いので、業績が健全であり、かつ「注目されるきっかけ」が起こりうる銘柄を選ぶ。

また決算書の見所なども解説していて、この本を読んだあとで決算書を読むと見方がいろいろ変わりました。

お薦めできる本です。

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